山小屋を抜けて富士山の火口を見ると、さすがに迫力ある。
思ったより残雪もある。
ここで火口を見ながら、お昼休憩をすることにした。
カロリーメイトなどの袋がパンパンに膨らんでいる。
さすがに気圧の低さを実感。
富士宮口の山頂入り口近くにある浅間大社奥宮でお参り。
近くには日本で最も高い場所の郵便局がある。
さあ、火口をまわって富士山の最高点である剣ヶ峯へ。
3776メートルの剣ヶ峯には写真撮影する人がたくさん。
かつての富士山測候所の前だから見晴らしがよくないんだけど。
しかもなぜか剣ヶ峯に来たとたんガスってしまい残念。逆光だし。
このあとお鉢巡りをして富士山を満喫。
お鉢巡りをしている人が少ないのでゆっくりと一時間くらい歩いた。
あとは下山するだけだ。
須走ルートは砂走が名物で、一気に駆け下りることができる。
だんだんと慣れてくると早くなるので、気がついたら小走りになっていた。
子供なんて走っているくらいだ。
ただ砂が深いのでスパッツがないと大変だ。
富士山って普通の格好で登っている人も多いので、スニーカータイプだと靴の中が砂だらけだと思う。
この下山専用の砂走のおかげで、早く五合目に着いたと思ったら砂払五合目だった。
一気に下ってきたので、ここで最後の休憩。
あとは登りの登山道で合流したら、樹林帯を戻るだけ。
須走口五合目に到着して富士登山の終了となった。
山頂まで五時間半かかったが、下山が二時間半なので砂走ってすごい。
これにお鉢巡りを入れても富士山は日帰りが楽な山だと思った。
山小屋に泊まってご来光を見るのもいいが混んでいるときは考えてしまう。
最後にソフトで富士山に乾杯。
冷たくて甘いものが何ともいえない。
本当はビールを飲みたいけど。
駐車場から帰る人が多くて交通渋滞になっていた。
山登りのあとは温泉に入りたいので、一番近い天恵という温泉へ。
ここは夏場だけ入浴料プラス2000円の深夜料金で、仮眠室に泊まれることが分かった。
なので温泉のあとでビールの誘惑に負けました(^_^;
今回は麓から富士山を見ることができなかった。
まあ、夏は仕方ないかも。
遠くから富士山を見るには冬場が一番かな。