ちょいと北海道
〜Wの10万キロ走行記念〜
(2007年7月13〜16日 )


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・北海道へ

「なあ、相棒。そろそろ走行距離が10万になるな」
「気がついたら日本のいろんな場所を走ったものだね」
「せっかくだから連休を使って、記念にどこかへ行こうか」
「でも本州は梅雨だから雨の可能性が高いし…」
「それだったら梅雨のない北海道があるじゃないか」
「北の大地で迎える10万キロか。これ以上のメモリアルはないと思う」
「決めたぞ。W、一緒に行こう!」

…なんて勝手な会話をしながら、7月の上旬にフェリー会社のサイトを見てみる。
行きは早く着きたいため自走だが、せめて帰りはフェリーで寝て戻ってきたい。
もう予約は一杯だったので空席待ちを申し込む。
数日後、苫小牧から大洗のフェリーが取れたので、これで北海道行きが確定したのだ。

さすがに三連休だけでは日程が厳しいので、なんとか無理矢理もう一日休みを取る。
夜10時頃に家を出発して、とにかく東北道を北上する。
梅雨の時期だから天気が心配だったが大丈夫のようだ。
思ったより気温も高いのでペースを上げる。

しかし那須高原から福島とずっと雨。
何度か休憩しながら岩手、青森まで来ると雨も降っていない。
夜が明けてくると冷え込んできたが到着がすぐだと気分も明るい。
そして青森インターで降りて、フェリー乗り場の青森港に朝の6時過ぎくらいに着いた。
これで7時半発の函館行きに乗船することができて一安心。


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フェリーが出港すると函館まで3時間50分かかるので寝ておくことに。
やはり夜中の高速走行で疲れがきていた。
そして函館が近づいてくると一緒になったライダーと北海道話で盛り上がる。
でも道南の天気が悪いようだ。今にも雨が降りそうな重い雲が連なっている。

11時半くらいに函館港から、4年ぶりの北海道上陸だ。
どうやら道北方面のほうが天気がいいようなので一気に北上することに決めた。
まあ函館入りは二度目なので道南はパスすることに。

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途中の長万部でかにめしを食べた以外は、ずっと走ってばかり。
相変わらず空は眠そうだ。泣き出さないからマシか。
ニセコに寄って温泉に入りたくなるのを我慢して走る。
さすがに時間が心配になってきたので室蘭から高速の乗ることにした。
そういえば北海道で有料の高速を走るのは初めて。
寒くなってきたのでカッパを着て一気に夕張へ。

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富良野への途中にあった占冠村の湯の沢温泉で温まる。
そして富良野に着いたのが午後6時過ぎ。
山部自然公園太陽の里キャンプ場いう無料のキャンプ場で設営することに決めた。
芝生が気持ちいい広いサイトにはキャンプする人が少ないので余裕で使える。

考えてみれば家から一気に富良野まで来たことになるんだ。
よく走った日だったなあ、Wよ。
疲れていたので食事をしたあと9時前には夢の中へ。

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