山登り 〜岩手山〜
岩手県の岩手山と八幡平へ

やはりというか朝から雨。
それも強く降るので、テントを撤収するのをあきらめて連泊することに決めた。
これでついに四連泊になってしまう(^^)
居心地のいい無料のキャンプ場だからの連泊だけど。
それにテントを東屋のとなりに設営していたのが役立つとは思わなかった。
雨も気にならないで東屋で朝食を取る。


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どうせ予定もなくなったので、午前中はゴロ寝したり読書したりで過ごす。
登山の疲れを取るにはタイミングのいい休養日になるかな。
ちょっと管理棟に行ったら、おじさんたちと世間話をした。
やはり最近のキャンプする家族はマナーを知らなくて困っているらしい。
今日もお山の湯の割引券をもらう。

この雨で多くの人が一気に帰っていったので、キャンプ場が静かになった。
昼にはビールを飲みながら、平和そうな牧場の牛たちを眺める。
こんなのんびりしたキャンプも久しぶりのような気がする。
ときどきカッパを着た登山者が通る。雨が降っていても鞍掛山に登る人がいるんだなあ。

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午後はお山の湯へ行って温泉三昧で過ごした。
広い休憩室があるので、昼寝もできてくつろげる。
完全に湯治をしている気分。
これで四日連続で通った温泉も最後かと思うと、じっくり入ってしまった。

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夕方、外に出ると雨も上がって晴れ間が出ている。
岩手山にはドラマチックな雲が流れていた。
その日によって表情が違うので毎日見ても飽きることがない。
雨上がりの劇的な天候のときもいいものだ。

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夜のキャンプ場は今までがウソのように静かに過ごすことができた。
なるべく食材を使い切って荷物を軽くしたいので、多めの料理になってしまった。
なんだか木造の東屋の中が沖縄の赤瓦の民家みたいに思えてきた。
ベンチが縁側みたいだから、泡盛と三線を持ってくればよかったなあ。


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最後の朝も早く起きてしまったので、コーヒーと朝食を済ますと撤収にかかる。
もう自分の家のような感覚になったテントも、最後だと思うと少し寂しいかも。
出発しようかと思っていると、他のキャンプしているライダーが起きてきたので話し込む。
やはり連休最後の日なので、みんな東京方面へ帰るようだ。

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相の沢キャンプ場は無料だけど、さすがに四連泊もしたので施設運営のための協力金箱に気持ちの額を入れておく。
そして管理しているおじさんたちに別れの挨拶をして出発だ。
曇っていて岩手山も見えないので、もう寄り道しないで東北道の滝沢インターへ向かうことにした。
帰りの高速では途中で雨に降られたけど、それほど寒くはなかった。
思ったほどの渋滞もなく夕方には帰ることができた。

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今回は岩手山に登るために少しの連泊のつもりが、かなりゆっくりとしたキャンプになった。
あと高速以外の下道は100キロくらいしか走っていないことに気づいた(^_^;


 

 

 

 


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