夏の信州ちょいと山歩き
長野の本沢温泉から佐久高原へ(2008年8月2〜3日)

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さあ、夏のど真ん中。
早朝の中央道を走り、須玉インターで降りる。
雲が多いのでかなり涼しい朝だ。
ちょっと明野村のひまわり畑に寄ってみると、まだ一部分の畑しか咲かせていなかった。
それでも夏の気分を満喫して信州の高原へ。

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R141を走るのは久しぶりだ。
鉄道最高所の野辺山を通り過ぎると晴れ間が出てきてうれしくなる。
さすがに標高があって曇っていると涼しいというか寒かったのだ。
残念ながら八ヶ岳の山頂あたりは雲に隠れている。

そして松原湖に到着。
この湖は一周できる道がないのでボート乗り場から見る感じ。
少し休憩して目的の温泉へ向かおう。


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とりあえず稲子湯方面へ舗装された林道を走る。
たぶん八ヶ岳林道だと思う。

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本沢温泉へ向かう本沢林道の入り口に到着。
駐車場にはたくさんの車がある。
ここからダートなのだが4WDの車だけ走れるそう。
入り口からの様子をみると何とか行けそうだ。
ということで出発することに。


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しかし、しばらくするとダートは荒れ荒れ状態になり急カーブで急な登り坂ばかり。
道幅も狭くて対向車が来たらアウト。
荷物満載のWでは大変だ。
後悔してもすでに遅くて、細い林道の坂では引き返すこともできない。
こ、これは今まで走った中で一番疲れるかも。
ちゃんと調べてから走るんだった。

途中まで来たところで停めるスペースがあったので助かった。
これ以上進むのをあきらめて、そこから歩くことにした。
かなり疲れてしまった。これなら入り口から歩いたほうがよかった。
本沢林道を走る場合はオフ車にしましょう。


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さらに荒れた登り坂がきつくなり、コーナーが多いので歩きのほうが楽だ。
やがて駐車スペースのあるゲートに着く。
すでにこの場所で標高1800メートルある。
ここからが登山道の始まり。


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ずっと林の中を歩くので見晴らしはよくない。
でも木陰のおかげ涼しくて助かる。
やはり夏場の山登りは暑さでバテるからね。


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途中にはキャンプ場があり、登山する人向けのようだ。
かなりワイルドな気分になるかも。


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ついに本沢温泉の山小屋に着いた。
ここまで登山道を50分歩いたことになる。
少し物足りない歩きだったかな。


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木造の山小屋は味わいある建物で泊まってみたい。
受付で入浴料600円を払い露天風呂へ向かうことに。
さらに山道を5分くらい歩くと荒涼とした山肌の中に露天風呂があった。


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これが日本最高所にある露天風呂か。
標高2150メートル。まさに雲上の湯だ。
小さな湯船だけど硫黄泉系の白濁したお湯が気持ちいい。
目の前の硫黄岳を見ながら入ると爽快。


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かなり登山している人が多かったけど露天は貸し切り状態。
どうやら八ヶ岳の山々に登る人ばかりのようだ。
ああ、なんだかここで満足していていいのかと思ってしまった。
山頂に行ってから、帰りにこの温泉に入ったほうが感動が大きいだろうに。
まあ次回の楽しみにしよう。


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露天でのんびりしたあと、また山小屋の前にあるベンチで休憩。
雲も多かったけど晴れ間になると最高の気分。


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そしてトンボが飛びかう登山道を下って戻ることに。
なんだか歩きより本沢林道をWで走ったほうが疲れた。
荒れたダートの下りの急坂に汗びっしょり。
せめてWに荷物がなくて身軽だったら楽だったのに。


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なんとか林道の入り口まで戻れたときは一安心。
これで今日の最大の目的を達成した気分になってしまった。

せっかくなので麦草峠へ行ってみる。
標高があるから涼しい。


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とりあえず天気もいいので昨年も行った佐久高原のキャンプ場へ向かうことにした。
しかし山を下りて町に出ると暑い。
R254のコスモス街道には少しだけど秋桜も咲いている。


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特徴的な荒船山が迎えてくれる。
せっかくなので荒船の湯という温泉で汗を流してからキャンプ場へ。


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内山牧場キャンプ場に着いてテントを設営。
やはり広くて開放的なサイトが気持ちいい。
ビールで信州に乾杯して、暗くなる頃は泡盛でほんわか酔う。
残念ながら雲が出てしまったけど、涼しくて快適なキャンプをゆっくり楽しんだ。


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