妙高高原インターチェンジから笹ヶ峰に着くと火打山の登山口に近い駐車場がいっぱいだった。
なのですぐ近い笹ヶ峰野営場の前の広い駐車場で準備して出発することに。
笹ヶ峰には立派な登山口があり、ここで登山届けを出して登山開始。
昼前の11時半なので、かなり暑くなってきた。
まずは気持ちいい新緑の樹林帯を歩いていく。
木道が整備されていて散策している気分が続く。
しかし久しぶりのテントを背負っているので重さがこたえてくる。
40分くらいで川の流れる音が聞こえてきたので黒沢橋のようだった。
この黒沢出合で小休憩。
川の水が冷たくて気持ちよかった。
このときはまだ夏のような気分だった。
あと高谷池のテント場の水が心配だったので、ここで水を汲んで持っていくことにした。
そのため余計にザックが重くなってしまった。
ここからが登りも急になってくる。
でも花を見たりすると元気が出てくる。
まだまだ中腹だというのに残雪が続くようになった。
それでも軽アイゼンを付けるまでもなかったので、ゆっくり登っていく。
そして火打山と妙高山の分岐の富士見平に着く。
ここまで3時間かかっているのでペースが悪い。
やはりザックの重さと雪でゆっくりになっている。
富士見平といっても樹林帯の中で眺望はなし。
火打山への登山道も残雪が多くペースが上がらない。
雪と木道が交互に続くので軽アイゼンは付けないまま歩くことにした。
途中でアルプス展望台があったけどガスで何も見えなかった。
ついに大きな三角屋根の高谷池ヒュッテに到着。
結局、笹ヶ峰登山口から4時間半かかった。
ここまで残雪があるのが計算外だった。
ヒュッテでテントの申込みをすると、まだ残雪のある冬場料金ということで100円だった。
テント場は雪に覆われていて、どこがテント場か分からないほどだった。
上のほうには雪がなかったので、草木の空いているスペースにテントを張った。
さすがに雪上にテントを張る気がしなかった。
この日は他にテントを張っているのが一人しかいなかった。
水場は雪を掘った底にあるので、水を汲むのに一苦労。
ここの水は沸騰しないと使えないので心配。
水を持ってきて正解だったかも。
新潟限定のビールで乾杯。
やはり山ではおでんが合うなあ。
なんとか明日に期待して就寝。