今まで青森へ行くと必ず目にするのが岩木山。
ここ何年か岩木山と八甲田山に登る計画を立てても、天候などによって見送っていた。
さすがに青森は遠くて気軽には行けなかった。
青森まで来るのは久しぶりなので懐かしかった。
たぶん5、6年ぶりだろうか。
アップルロードを走り終えて、津軽富士と呼ばれる岩木山の麓に着いた。
まずは岩木山神社へのお参り。
岩木山は津軽岩木スカイラインとリフトを使えば簡単に九合目まで行くことができる。
しかしそれでは青森のシンボルである岩木山を登ったことに思えない。
なので岩木山神社から始まる百沢コースで登ることを決めた。
明日の登山の無事を祈ってお参りしておくことに。
信仰のある山なので立派な神社だった。
この日は少し離れた青少年スポーツセンターというところのキャンプ場へ。
すごく広い芝のサイトで、岩木山が見えて開放感ばっちりだった。
翌日、明るくなった頃にキャンプ場を出発して岩木山神社へ。
そして6時くらいに登山口が近い百沢スキー場の駐車場から歩き始める。
岩木山は見る角度によって姿が違って見える。
スキー場からだと山頂がいくつもあるようだ。
朝日できれいに岩木山が焼けている。
すぐ百沢コースの登山口には着くので、ここから登山開始。
最初は樹林帯の中を登っていく。
もくもくと登っていると、姥石という大きな石に出る。
1時間半くらいで焼止りヒュッテという避難小屋に着いた。
思っていたより立派な小屋で中もきれい。
ここでようやく樹林帯を抜けて、視界が開けてきた。
ここまでずっと林に中だったけど、登りも急になってきて変化があり楽しくなってきた。
快晴で気温もあがってきて、沢沿いのためさわやかで気持ちいい。
注意していれば特に危険な場所もなかった。
ただ残雪がある時期は注意が必要らしい。
だんだんと頂上も見えてきた。
唯一の水場である錫杖清水では冷たい水がおいしかった。
広い岩場のスペースがあるので休憩場所としてもよかった。
振り返ると麓がよく見える。
まだまだ夏山だったので花も結構きれいだった。
よく他の山でも見かけるヤマハハコやミヤマアキノキリンソウなど。