苗場山の近くまではよく行っていたので、いつかは登ろうと思っていた。
いくつかある登山道で迷ったけど、和田小屋からの祓川ルートに決める。
和田小屋の下にある駐車場に朝5時半くらいに着いて準備。
まずはスキー場なのでゲレンデ付近を歩いて行くことに。
20分くらいで和田小屋に着くと、ここが登山口だったので本当のスタート。
まだ6時なので登山者も少なくて快適。
しばらくは石がごろごろした登りで、水が流れてくるので歩きにくい。
まあ、梅雨時だから仕方ないかも。
1時間くらいで下ノ芝に到着して小休憩。
整備された木道になると歩きやすい。
それにしても顔にまとわりついてくる虫には参る。
中ノ芝を過ぎると、まだ残雪もあり涼しい気分。
八合目にあたる神楽峰を越えると、ようやく苗場山の姿が見えてきた。
どっしりした広い山頂なんだなあ。
ここからかなりの下りになったあと登りになるので、これは精神的に疲れそう。
でも雷清水という水場があるので助かる。
この時期は花のきれいな季節なので楽しみのひとつ。
思ったより咲いていなかったので少し早かったのかな。
そして九合目からは急な登りになるので最後のがんばり。
ついに登りきると、そこには広い湿原が広がっていた。
まるで尾瀬あたりを歩いているみたいで、とても山頂にいる景色じゃないね。
少し丘になっているところが山頂みたい。
木々に囲まれた中が山頂だった。
だから余計に山頂にいる気分がないような。
それでも標高2145メートルあるんだけど。
広い山頂には立派な山小屋もあった。
昼食休憩したあと、ちょっと湿原を散策。
しかし天気がよかったのに急にガスが上がってきた。
まだかなり残雪があり、余計に白い世界に。
埋まっている。
そろそろ下山開始することに。
ガスの流れが早くて、遠くの景色が見えなかったのが残念。
下っていくと晴れ間もあるので山頂だけ気まぐれな天気だった。
スキー場の登山口まで戻ってきて終了。
ということで登りで4時間、下りで3時間とほぼコースタイムとおりだった。
思ったより疲れる登りになった苗場山。
かなり気温も高くて暑かったので、もう夏山なんだと感じた。
さて、次は前から行ってみたかった温泉へ向こうことに。
