夜中の12時に家を出発して外環道から関越道へ向かう。
さすがにこの時間だと高速もガラガラだ。しかし赤城あたりで気温が5度と寒さが襲ってくる。
思うようにペースがあがらず休み休み進んで、新潟港に着いたのが朝5時だった。
なんとか佐渡の両津港行き6時便に間に合ってホッとする。
新潟港から佐渡汽船フェリーの
「おおさど丸」に乗船
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夜が明けた頃に出港 |
朝早い最初の便のせいかオートバイは2台だけだった。ちょっと寂しい感じだが連休だからかフェリーは混んでいた。乗船して場所を確保したが、すぐ2等がいっぱいになった。
まだ寒さで震えが止まらないので毛布を借りて寝ることに…
佐渡の両津港に着いた
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新潟港から佐渡の両津港までは2時間半の船旅だ。できればもう少しフェリー代が安いと助かるんだけどね。
前から来てみたかった佐渡島は天気がよくて最高の上陸となった。
まず海沿いを時計まわりに走ろうと思い南下することにした。海を見ながら走るのは気持ちいい。
しばらくするとフェリーで一緒だったライダーがいた。どうやら彼も同じコースかな。
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しばらくすると鴻ノ瀬鼻に着いた。ここにある松ヶ崎ヒストリーパークで休憩することに。ここの鴻ノ瀬鼻キャンプ場がきれいなので明日の候補にしておこう。
品川ナンバーの彼は新潟の実家に戻っていて、今日は日帰りで佐渡に来たそうだ。
またここで別れて出発することにした。次は赤泊港近くの北雪という酒造蔵元へ。
いろいろ日本酒の利き酒ができるのだが我慢ガマン。家庭的な雰囲気で親しみのある蔵元だった。
灯台もある松ヶ崎ヒストリーパークで休憩
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北雪で日本酒選び |
それから港のある小木でたらい舟を見るために寄ってみた。そこでまた品川ナンバー君と会ってしまった。たらい舟は見るだけで、もう出発するところだった。
小木の観光目玉でもあるたらい舟
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なんだかのんびりします
観光用のたらい舟で海女さん気分? |
どうしようか悩んだがそれほど混んでいなかったので乗ることに決めた。
かわいいたらい舟で湾内を10分くらい回るのだが気持ちのいいものだね。途中で漕がせてくれるのだが思うように進まないので難しい。それに揺れるので立つと少し怖い。
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乗ってしまいました(笑) |
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やはりお姉さんは漕ぐのがうまい |
なかなか楽しい時間を過ごしたあとは近くにある七右衛門という蕎麦屋へ。
手打ち蕎麦につゆをかけて食べる生蕎麦しかない。これがなかなか美味い。一人前では足りなかったので二人前食べてしまった。
小木の手打ち蕎麦屋の七右衛門
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田舎風で美味いぶっかけ蕎麦 |
腹も膨れたので今度は温泉。
おぎの湯へ行き休むことに。広い内湯とかわいい露天がある。露天からの見晴らしがいいので気持ちいい。
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おぎの湯(500円)
作りの違う風呂は男女日替わり
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露天からの見晴らしがよかった |
沢崎鼻の灯台
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なんでもない景色がいい |
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のんびりしたら走り再開だ。このまま海沿いをずっと行くことに。
小さい漁村や海水浴場があったり、ほのぼのした感じでゆっくりと走る。短いダートを過ぎたら、また国道の350号に出てしばらく走る。
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あちこち気になる岩ばかり |
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350号近くで急に短いダートが |
相川まで来てこのまま1周しようかと思っていたが、気が変わって大佐渡スカイラインを走ることにした。
途中に観光施設の佐渡金山があったが今回は入り口を見るだけに。
スカイラインはそれほど広い道ではないが天気がいいから楽しく走れた。展望台からの景色がいい。
紅葉も始まっていたので佐渡の山も標高が高いんだね。
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時間の関係で佐渡金山はパス |
だんだんと標高があがってくる
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寄り道して少しダートを走って
途中にある神秘的な乙和池に |
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大佐渡スカイラインは標高942メートル |
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風が涼しくて気持ちいい |
このあと白雲荘の展望台から溝の細かい舗装道路を下ったのだが体がおかしくなる感じがした。なんでこんな道路にしたんだろう。2度と走りたくない。まだ登りのほうがよかったかも。
これから紅葉が進むようだった
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展望台から見た両津の町 |
もう変に疲れたから温泉に入らなきゃ(いつもだけど)。加茂湖近くに日帰り入浴できる宿があると品川ナンバー君に聞いたので行ってみることに。
椎崎温泉の佐渡グリーンホテルきらくの外に専用の露天「朱鷺の舞湯」があった。こぢんまりとした露天だが加茂湖が見渡せた。褐色のお湯も佐渡では初めてだ。
椎崎温泉で加茂湖を見ながらのんびり
トキの人形が佐渡らしい
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「朱鷺の舞湯」は佐渡グリーンホテルきらくの
外湯露天風呂 (500円) |
温泉でさっぱりしたので両津で買い出しをして北へ向かうことにした。
両津からの海沿いの45号は交通量が少ないので快調に走れた。
夕方近くに外海府の二つ亀キャンプ場へ到着。この日はあとファミリーが1組だけだったのでキャンプ場を独占した感じ。ちょっと寂しいけどね。
きれいな夕日を見ながらのキャンプは何ともいえない。夜は星がたくさん出て贅沢なキャンプ。いくつかの流れ星を見ながら飲む酒がうまい。海には漁り火が浮かんできれいだった。
佐渡へ来てよかったと思える瞬間だ。
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二つ亀キャンプ場で夕日がきれいだった |
キャンプ場を一人占めの気分
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なぜかサザエを焼く |
初目の走行距離、約580キロ(ほとんど高速)
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(2002.10.12)
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