沖縄の与那国島へ行くと隣の島が台湾だったので、ずっと気になっていた。
ようやく台湾を訪れてみることにした。
台湾へは成田空港からと羽田空港から出る便があった。
うまく羽田からのチケットが取れたので、初めて国際便のターミナルへ。
まだ新しいレストラン街の江戸小路は海外から来た人に受けそうだ。
それほど時間もなかったので、見てまわるだけだったけど。
羽田空港から台湾の松山国際空港までは約4時間弱。
利用したのがANAだったので、国内線に乗るのと同じ感覚。
さすが国際線だと飛行時間が短くても機内食が出た。
初めての台湾なので、とりあえず都市の位置を確認しておく。
まず最初に台北で三泊するが、そのあとはまだ具体的に決めていない。
たぶん台湾の新幹線に乗りたいので、反時計まわりに一周することになると思う。
(下の地図は今回の旅で行った都市)
そして松山国際空港には夕方に着いたけど、まだ台湾に来た感じがしない。
とりあえずいくらか台湾ドルに両替しておく。
空港からは台北の町の中心へ行くのに、地下鉄のMRTが出ているので便利だった。
でも初めて来た国の地下鉄を使うときは戸惑ってしまうなあ。
日本では紙の切符だけど、こちらはトークンと呼ばれる青いコインだった。
これを改札にかざして通るんだけど、何回も使えるので紙のように無駄にならない。
最初はおもちゃみたいで安っぽいなあと感じたけど、よく考えられている。
改札を出るときはトークンを投入口に入れるだけ。
地下鉄も日本のように乗るので違和感なかった。
行きたい駅も漢字の国なので分かりやすい。
ただ読み方が分からないけど。
注意しなければいけないのがMRTでは飲食が禁止なこと。
今回は完全に個人の旅なので、まずは台北で泊まるホテルだけは日本でネット予約しておいた。
台北駅で乗り換えて、そこから淡水線で二駅の双連駅のビジネスホテルへ。
わりとどこへでも移動しやすそうで決めた。
泊まったホテルには日本語の話せる人がいて助かる。
ひとまずホテルで休んでから出かけることに。
もう時間も遅いので台湾名物の夜市へ行ってみることにした。
MRTの双連駅周辺も賑やかで、この町を散策するのも楽しそう。
ちょっと見るだけでも台湾らしさが多い。
MRTの淡水線に乗って剣潭駅へ。
駅を出るとたくさんの人が歩いて行くので、大きなイベントがあるかと思うくらい。
ここが台湾で一番有名な夜市の士林夜市。
駅前の建物にはたくさんの店が並んでいてお祭り状態。
いろんな食べもの屋があるので、何回か歩いて見てまわった。
どの店も熱気があって見るだけでも楽しい。
漢字は分かっても、読み方が分からないので基本は指さし注文。
最初は臭いに圧倒された臭豆腐だけど、挑戦してみると味は問題なし。
大きなソーセージで驚いたけど、注文すると細かく切ってくれる。
カキをオムレツ状態にした蠣仔煎。
ちょっとしたおつまみ感覚で安い。
いろんな飲み物があったけど、試しにタピオカ入りミルクティーを飲んでみた。
意外とさっぱりして飲みやすい。
食べもの屋の他にもゲームの屋台がたくさんあるので、本当にお祭りみたい。
おもちゃなどの景品があるので子供には楽しそう。
ちょっと歩いて町の中へ移動しても人だらけ。
屋台も多くて食べ歩きが楽しい。
しかしこれだけ屋台があるのにビールが売っていなかった。
台湾の人は酒を飲まないのだろうかと思うくらい。
でもコンビニで缶ビールを買って飲むのは問題なかった。
日本のように酔っぱらいがいないのは逆にいいかも。
考えてみればオートバイで移動する人が多いから飲まないのかな。
台湾初日は夜市を満喫してホテルへ帰るのだった。