ようやく明るくなってきた午前4時過ぎ、いつものようにキャンプ道具を積んで出発。
北上するため寒さが心配だったが晴れ間が出てくると、それほど気にしないで済みそうだ。
2時間くらいの仮眠で出てきたが頭の中はスッキリとしている。
適度に休みながら東北道を走り、盛岡インターに着いたのが午前11時過ぎ。
せっかくなので盛岡名物の冷麺を食べてみることにした。
ツーリングマップルに載っていたインター近くの「ぴょんぴょん舎」に行ってみる。
込んでいたが、それほど待たずに冷麺とご対面。
考えてみれば初めて食べるのだ。特徴ある麺と辛さでなかなか美味しい。
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東北道の前沢SAにて |
初めての食感の冷麺がうまい
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盛岡のぴょんぴょん舎 |
そして家族で賑わう小岩井農場を抜けて岩手山へ向かう。
林の中から見え隠れする岩手山が迫力あって興奮度が高まってきた。
やがて網張温泉「仙女の湯」に着いたので入りに行こうと歩きだすと、あたり一面雪、雪、雪…
慎重に雪の中を歩いたら青空の中に乳白色の露天と滝が現れた。
温泉に入ると高速を走ってきた疲れが取れるようだ。
やはり長距離を走って体が硬直していた感じだ。
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網張温泉に向かいながら横を見ると岩手山 |
滝の目の前に仙女の湯
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雪の残る露天もいいもんだ |
しばらく温泉を楽しんだあとは少し休んで田沢湖を目指すことにした。
快調にR46を走っていると新幹線のこまちが停まっていた。
そうか、秋田県に来たんだなあと思う。
岩手山から離れて
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途中の道の駅でイワナの塩焼きをガブリ |
田沢湖に早く着きそうだったので角館へ桜を見に寄ってみることに。
しかし今年の開花が早かったようで、半分くらい葉桜状態だった。
少し残念だったが武家屋敷は風情があっていいもんだね。
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角館に寄ってしだれ桜を見る |
あたり桜吹雪
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さあ夕方近くになってきたのでR105を北上して田沢湖へ。
まずは象徴ともいえる金ぴかの辰子像へ挨拶。
さすがに金に輝いていると目立つなあ。人もたくさん来ている。
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水深日本一をほこる田沢湖と辰子像 |
田沢湖を反時計回りで走り田沢湖キャンプ場へ到着。
他にもキャンプ場があるみたいだが面倒なので決めた。
テントを設営したら近くの田沢湖温泉で汗を流して夕焼けを見ながら乾杯。
ああ、この瞬間が好きだ。だから野営はやめられない。
東北初日の夜はそれほど寒くもなくて快適。しかし9時過ぎには夢の中へ…
田沢湖で見る夕日がなんともいえない
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ネイチャーストーブで焚き火の夜 |
初目の走行距離、約680キロ。
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(2004.5.1)
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