縄文杉に会いたい 〜屋久島〜
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2003年12月27日〜2004年1月4日
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・東京〜大阪〜鹿児島(桜島)

>2003年12月27日(土)

いつものようにオートバイにキャンプ道具を積んで朝7時に出発。
快晴の東名道を走っていたら御殿場手前で通行止めになっていたので不安に。
どうやら夜中に降った雪が凍結したらしい。
通行止めの場所まで来て下に降りて行こうかと思っていたら、もうすぐ開通するという。なら待つかと決めたら、それから1時間以上も待たされることになる。

さすがにあせってきたのでハイペースで走ることになってしまった。
しかも名神道の京都付近では雪がかなり降って渋滞していた。かなりあせる。通行止めになっていないことを祈るだけ。もう寒さが吹っ飛ぶくらい時間が気になる。
京都を抜けると雪もやんでホッとする。ようやく晴れ間の広がる大阪に入ったときは夕方。それから初めて走る阪神高速にまた不安が。
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ブルーハイウェイライン西日本のさんふらわあさつま
 
無事、大阪南港に着いたときはフェリーの出港30分前。
間に合ってよかった〜。かなり心臓に悪い高速走行だったわ。
先行き不安になる展開だったが、フェリーに乗ると旅に出るワクワク感が高まるのであった。


>2003年12月28日(日)

朝、鹿児島の志布志港に上陸。考えてみればオートバイで九州に来るのは初めてなのだ。
走ってみると、かなり風が冷たい。
なんで〜? 南に来たのに、これじゃ東京と気温が変わらない…
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フェリーで迎える朝
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R448の途中のロケットの見える丘PA。
なんかおもちゃのようなレーダーアンテナだけど宇宙に届いているのかな?

天気がいい大隅半島を山の中に入ったり、海に出たりしながら気持ちよく走る。
やがて佐田岬ロードパークの入り口へ。
南国の植物が多く南に来たんだなという気分にさせてくれる。
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佐田岬ロードパークの入り口。
通行料400円。
閉鎖になるらしいので、いいタイミング。
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南国ムード満点

ウキウキ感で走り終わると駐車場があり、さらに佐多岬への入り口があった。
入るには100円の入場料が必要。ここから少し歩いて岬の先端へと。
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逆光になってしまった
 
とうとう本土最南端へ来たんだなあと、しみじみ思う。
そういえば今年の夏は宗谷岬にいて、年末に佐多岬にいるっていうのもおもしろい。なんだか日本横断した気分になってしまう。

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景色はいいんです
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さらに上にも展望台。薩摩半島の開聞岳が見える。

冬の暖かい日差しが気持ちいい中、しばらく海を見ていた。
遠くに屋久島のシルエットが見える。もうすぐだ…
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佐多岬周辺は海がきれいだった
 
またロードパークの入り口へ戻り北上することに。
大隅半島は佐多岬まで何もないということがわかった。
ちょっと食事とか困るかも。

走っていると、だんだんと桜島が見えてきたときは興奮した。
天気がいいためよく見えて迫力あるのだ。
町の中を桜島に向かって走るのも何ともいえない。
今は溶岩でつながったため、そのまま道路で行くことができる。
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桜島がよく見える
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「ホタル」という映画のロケ地になった海潟漁港。見てませんが…
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近くで見る桜島は迫力ある
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島のあちこちにある待避壕

ちょっと疲れもあったので桜島の古里温泉に寄ろう。
ここは白装束を着て入る神聖な温泉で有名らしい。
海を見ながら初めての体験で妙な温泉気分を楽しんだ。
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鳥居と大きなガジュマルの木が神聖な感じ
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白装束の背中には南無阿弥陀仏

温泉から上がると桜島が夕陽で赤く染まっていた。
近くで見ると迫力があって、きれいなので吸い込まれそうな気分。
そして今日の宿の桜島ユースホステルに着くと暗くなろうとしていた。
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夕陽がきれいなので湯之平展望台へ行ってみることに
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赤い桜島がきれいで迫力ある
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薩摩半島の方向に日が沈む


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