まずは時間のかかる甲斐駒ヶ岳から登ることにした。
以前に距離の長い黒戸尾根を日帰りで登ったことがあるので二度目の甲斐駒。
なので北沢峠からも登ってみたかった。
朝の5時に長衛小屋の奥の橋を渡ると登山口になり、ここから仙水峠経由で向かう。
最初は沢沿いを歩くので気持ちいい。
30分くらいで仙水小屋に着いたけど、まだ朝早いせいか静か。
まだ暗い樹林帯を登っていく。
すると岩がごろごろした山の斜面に出た。
なんだか北海道のトムラウシ山を思い出した。
ようやく山の斜面から朝日が顔を出した。
振り返ると仙丈ヶ岳がよく見える。
天気もよさそうで青空が気持ちいい。
仙水峠に着くと甲斐駒と摩利支天が近い。
遠くからだと小さな摩利支天だけど目の前だと迫力ある。
ここから樹林帯の急な登りになり一歩一歩進む。
北沢峠から2時間半くらいで駒津峰に出た。
正面に甲斐駒がよく見えて気分が高揚してくる。
駒津峰は六合目になるんだ。
仙丈ヶ岳が近い。
北岳はかっこいい。
鳳凰三山の奥に富士山もよく見える。
誰もいなかったので駒津峰で甲斐駒を独占した気分。
やっぱり甲斐駒はかっこいいなあ。
黒戸尾根だと通らないので、どうしても駒津峰から見たかったんだよね。
駒津峰を少し下ってから甲斐駒の山頂を目指そう。
特徴的な大きな岩が目立つ。
通り過ぎてから六方石と気づいた。
気づくと八合目。
途中で直登コースと巻き道コースに分かれる。
ここはやはり岩場登りを選んで直登コースへ。
最初の大きな岩を登っていけば問題なし。
鎖などないので北アルプスなどの岩場に慣れている人向きかも。
直登コースは下りより登りのほうがいいかも。
岩場の急な登りでも花がたくさん咲いていてきれい。
かわいいコイワカガミ。
よく見かけるシナノキンバイ。
これはハクサンイチゲかな。