沖縄本島の北部にある離島で行ったことがあるのは伊是名島だけだった。
なので今回は他の島にも行ってみることにした。
まず久しぶりに名護まで来たので懐かしい。
市内の21世紀の森公園内にあるビーチがきれい。
ただ人工ビーチだけど町から近くて便利。
名護で有名な宮里そばに立ち寄り。
地元に愛されている大衆食堂といった感じが気に入った。
三枚肉そばを食べたけど、かつおダシが効いていて肉もおいしかった。
名護からバスで本部港へ向かった。
本部港は初めて沖縄に上陸した思い出深い港なんだよね。
新しくてきれいなフェリーターミナルになっていて、昔のイメージはなかった。
ここから伊江島に向けて、フェリーぐすくに乗船。
本部港からフェリーで伊江島まで約30分で着く。
島に近づいてくると中央に城山こと「タッチュー」が見える。
まさに伊江島のシンボルのようだ。
伊江港には大きくて立派な建物があった。
伊江島に上陸すると伊江牛の像が出迎えてくれる。
港の周辺が集落になっているので、ここから自転車で島を巡ってみることに。
まずタッチューに向かっていくと坂になってくる。
その途中にあるのが公益質屋跡。
伊江島は戦時中、激戦地だったので保存されている建物。
広島の原爆ドームを小さくしたイメージで、考えさせられるものがある。
さあ、登山口からタッチューを登っていく。
階段の上には駐車場や売店があり、あれって思ってしまった。
どうやらここからが本当の登りになるようだった。
でも目の前のタッチューは岩肌が迫力ある。
きれいな形で見とれてしまう。
今度こそ本当の登山口から登り始める。
となりには御嶽があり、信仰のある山だと伝わってくる。
登山道は階段が整備されていて登りやすい。
島ぞうりでも問題なく登れた。
ただ急なので運動不足の人は大変かも。
山頂には10分もあれば着いた。
標高が172メートルとは思えないほど素晴らしい景色。
岩場の山頂からは360度ぐるっと見渡せて感動できる。
本島もよく見える。
集落以外は畑が多いとよく分かった。
集落のある伊江港。
カタンナーバという大男の伝説があり、その足跡といわれる岩があった。
そうやって見ると本当に足跡のようだ。
たまった水に小銭があり、賽銭のようになっていた。
タッチューで景色を堪能したあとは沖縄そばを食べながら休憩。
暑かったのでオリオンの生がおいしかった。