冬の島巡り
〜沖縄本島から久米島と渡名喜島へ〜

PHOTO「渡名喜島」


・本島北部

2007年が終わる頃の沖縄は例年にないほど北風が吹いて少し肌寒い。
那覇からレンタカーでR58を北上して名護まで走る。
初めて沖縄へ来たときに自分のオートバイで走ったことを思い出しながら。
そのときはまだ夏の暑さと快晴で海がきれいだったけど、今日は曇り空のため違う道路を走っているようだ。
ときどき雨もぱらついたので車で正解だったかも。
250ccのレンタルバイクを借りようとも考えたが、長時間レンタルするとレンタカーのほうが安かった。
しかも軽で予約したら日産のマーチにしてもらえたので得したような気分。
といっても沖縄で走るときは注意が必要なので軽でもよかったんだけど。

渋滞もしていなかったので高速を使うこともなく、暗くなる前に名護の宿に到着。
近くの居酒屋で軽く飲んで食べてから宿に戻り、ゆんたくに参加することになった。
泊まった宿には、ゆんたく部屋があり名護では珍しい旅人向きの安宿だった。
地元の人ばかりだったので、うちなーぐちが飛びかうと話についていけない。
ときどき通訳してもらえるので楽しい酒盛りに。
泡盛や料理などごちそうしてもらい感謝。
なんだか初日から濃いスタートになったかも。

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翌朝は宿の人に挨拶して、早く出発することにした。
本部半島を時計まわりで海沿いに青い車で走る。
初めて来たときに何度か走ったことがあるので懐かしい。

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道路も混んでいないので思ったより早く沖縄美ら海水族館に着いた。
年末からの天気が不安定のようだから、最初に美ら海水族館を見ようと思ったのだ。
いろんな人に見ておいたほうがいいよと言われていたので、ようやく行く気になる。
駐車場も近くの場所を取れたから早い時間に着いて正解だったかな。

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有名な巨大水槽「黒潮の海」では長い時間いてもあきない。
ジンベエザメやマンタが優雅に泳ぐのを見ているだけど安らぐね。
混んでいなければ黒潮の海の隣のオーシャンブルーという喫茶店がおすすめ。

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あと他の水槽や外のマナティー、ウミガメなども見てまわると半日は必要かも。
時間があれば1日いたいなあ。


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美ら海水族館も堪能したので昼過ぎに出発することに。
晴れていたら、また今帰仁城(なきじんぐすく)を見たかったけど曇り空なのでパス。
そのままR58まで出てから、屋我地島に入る。
橋ですぐのこの島は、初めて沖縄に上陸してキャンプしたところ。

そして古宇利島と屋我地島を結ぶ古宇利大橋が見えたきた。
2年前に開通したので、前に来たときには古宇利島へ渡ることができなかったのだ。
長い橋なので、できればオートバイで走ってみたかったな。

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古宇利島は海もきれいで、のんびりするにはいい島だね。
沖縄そばを食べてゆっくり。
島自体も小さいのですぐ一周できてしまう。
ときどき晴れ間も出てきたので、暖かい陽気が戻ってきた。

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これからどうしようかと思ったけど時間も心配だったので、名護市を横切ってR331から南下していくことにした。
基地移転で問題になっている大浦湾が美しく輝いている。
ジュゴンが泳ぐ海はどうなってしまうんだろうか。

ずっと下道で那覇まで戻ろうと思っていたけど、せっかく車なので高速を走ってみることに。
やっぱりというか初めての沖縄の高速道路は内地と同じだった。
まあ、サービスエリアからの景色を見ただけでもよかったかな。
ということで300円分だけで、すぐ降りてR58に出る。
だんだんと渋滞が始まると那覇が近いんだと感じる。
でも車だと物足りないけどラクでいいね。ラジオで琉球放送を聞きながらゆっくり走る。

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暗くなる頃にとまりん(泊港)近くの営業所でレンタカーを返して、今日の宿へ向かう。
明日の朝にとまりんからフェリーに乗るので、近くの宿がよかったのだ。
まだ新しい小さなホテルがオープン記念で、インターネットで予約すると激安だったので決めた。
ホテルの部屋は広くてきれいだったので大当たりかも。
夕方から風が強くなってきて寒い夜になってきた。

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