展望台から少し登って奥に行くと渡名喜里遺跡がある。
14〜15世紀にかけての小さな遺跡で信仰地となっているようだ。
集落の外れに風力発電の風車がまわっていた。
それほど強い風が役立っているようだ。
風車の前にはヤギたちがのんびりしている。
風車の奥から島の北部にある西森園地の小さな山に登ることができる。
すぐ近くの入砂島がよく見える。
この島は米軍の射撃練習場になっており、いろいろな問題をかかえている。
練習がある日はものすごい爆音が響き渡るとのことだった。
こんな小さな離島の目の前の島を使わなくていいではないかと考えてしまう。
頂上には展望台の東屋があり最高の景色。
久米島や本島、慶良間諸島などよく見える。
それに粟国島がこれほど近いとは思わなかった。
昨年の今頃、粟国から見た島は渡名喜だったんだと、この瞬間わかった。
もしかしたらこの島には、来る運命だったのでは感じてしまう。