夏に浮かんで八重山
・黒島

>8月29日(火)

石垣から高速船で黒島までは約25分。
これくらいが行きやすい時間と距離かも。
船から見る黒島は平べったい島で、竹富島のような感じ。
ハートの形をしているためハートアイランドとも呼ばれる。
船からは全体の形が分からず残念だけど。

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黒島へ

安永観光の高速船で黒島港に着くと宿の車が迎えに来てくれていた。
車で走っていると、そののどかな風景にほんわかした気持ちになってきた。
牛が多いことで有名な黒島なので、とにかく牧場の中の牛が目につく。
牛の数は人の約10倍以上らしい。農耕が向かない土地だったため、牧場の島になったとのこと。


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黒島の宿はみやき荘に

宿で休憩したあと、自転車でちょっと散策してみることに。
すぐ近くにあった「はとみ」という食堂で八重山そばを味わう。


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はとみ

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そのあと島の大きな集落である東筋(あがりすじ)へ寄ってから、北に向かうと伊古桟橋があった。
今は使われていない桟橋で、先のほうは崩壊しているけど雰囲気がいい。
なんだかボーっと見ているだけで落ち着く場所。

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伊古桟橋

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崩壊している

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小浜島が見える

あまりに暑いので島でひとつしかない商店でオリオンを買って、ガジュマルの木の下で飲む。
木陰だと涼しい風が吹いてオリオンがうまい。

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たま商店は島でひとつしかない商店

また東筋の集落に戻る。ここに日本の道百選に選ばれた道があるというのだが、最初どの道なのか分からなかった。
あまりにきれいに舗装された道だから違うと思ったのだ。
なんでも選ばれたころは未舗装で白い道だったらしい。きっと竹富島の道のようだったのかな。

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東筋の道

また東筋から宿のほうに行くと大きな展望台があった。
東筋への道がよく見える。
近くには立派な小中学校があった。まだ夏休み。


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東筋の集落から展望台への道

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展望台

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展望台から見た道


宿に戻って休憩。宿に泊まっている人と情報交換。
今日の海の干潮時間が午後4時くらいなので、みんなこれから行くみたい。
なので準備をして3時くらいに仲本海岸へ向かうことにした。


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舗装されていない道を少し行くと仲本海岸が見えたきた。
ここは干潮になるとリーフがプール状態になってしまうので、シュノーケルに最適なそうだ。
中央が道のようになり、その左右が大きな水槽のようになる。
入ってみると珊瑚が多くて、魚もすごく泳いでいる。
ちょっとこれは今まで見た海の中で一番感動してしまった。


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仲本海岸

時間の過ぎるのも忘れてシュノーケルをしてしまった。
ここはシャワーや売店もあり、ずっといてもあきない。


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珊瑚礁と魚がいっぱい

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宿に帰ろうと思っていたが、ちょっと黒島灯台を見にいってみる。
牧場の牛を見ながら島の南側へ向かうと灯台がある。
この灯台へ行く道の雰囲気がのどかでよかった。


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黒島灯台


宿に戻ってシャワーでサッパリして、外のテーブルで飲むオリオンがうまい。
すると宿のお父さんが泡盛を飲もうと請福の一升瓶を出してきた。
どうやら毎日こうやって夜のゆんたくが始まるらしい。
もう10日くらい宿に連泊しているFさんは真っ黒に日焼けしていたので地元の人かと思った。


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夕飯を食べたあとも飲み会が続き、夜中まで楽しいゆんたくが続いた。
地元の人も次から次と参加して賑やかな夜になった。


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