夏に浮かんで八重山
・波照間島

>9月1日(金)

また石垣の桟橋に戻ってきた。
安永観光の波照間行き11時の便に乗ろうと思ったら、満席でダメだった。
仕方なく波照間海運のニューはてるまの12時便にする。
時間が空いてしまったのでお土産屋を散策。
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しかし晴天が続いていたのに、パッとしない晴れになってきた。
まあ台風が発生していないだけマシだけど。
なんと8月は一つも台風がなかったという。
今年の天候はどうなっているんだろう。
台風に遭遇するのはイヤなんだけど、ないのも寂しい気もする。


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波照間に帰ってきた

高速船に乗り、波照間島へ1時間の船旅だ。
波が穏やかだから外海に出ても船が安定していて問題なし。
そして1年振りに波照間へ上陸。また戻ってきたよ。
宿のたましろさんが迎えに来ていてくれた。
相変わらずヒョウヒョウとした感じで変わっていない。


前は宿の本館だったけど、今回はついに別館になった。
こちらのほうが沖縄らしい民家で落ち着く。
荷物を置いたら縁側でのんびり。


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たましろの別館

もう午後だし、そんなに動きまわる気もしなかったからニシ浜まで歩いて行くことにした。
ここだとニシ浜まで近いのがいい。
するとニシ浜の見える場所に建設中の建物があった。
なんだろうと思い、あとから教えてもらうとペンションらしい。
たまにしか来ない旅人だから強く言えないけど、この場所には建物がないのがよかったから残念。

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ニシ浜

かすんだような青空なので前のときのようなエメラルドブルーではないけど、相変わらずニシ浜のビーチはきれいだ。
シュノーケルしたけど、満潮に近くて透明度が悪くイマイチだった。
まあ、この海はなにもしないでボーっとしているのもいいのだ。

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ちょっとニシ浜の隣にあるペー浜の奥まで歩いてみる。
ここまで来ると誰もいないので静か。
海の中は透明度が悪くて残念だけど。
浜シタン群落まで来たので、岩場に座って一休み。
静かだ。波の音を聞いていると心から落ち着く。


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浜シタン群落

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プライベートビーチのようだ

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カニがササッと

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ヤドカリがヒョコヒョコと

またニシ浜の吾妻屋まで戻ってシャワーを浴びる。
このあとお土産屋のモンパの木に寄ろうと思ったら混んでいたので、隣のみんぴかでかき氷を食べよう。
まだ新しいオープンテラスの落ち着けるかわいい店。
ちょっと雨がパラパラ降ったけど通り雨のようだった。


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みんぴかの前
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黒みつのかき氷で一休み

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みんぴかの猫があいさつ


宿に戻り、まだ時間が早いけどシャワーでサッパリしてオリオンを飲んで落ち着く。
同じ部屋に泊まる人たちと話をしながらの、このなんともいえない時間帯が好き。
すると昨年も波照間で一緒だった名古屋のMさんが来た。
やっぱり今年も来ていたんですね。というより毎月いるらしい(笑)
再会できてよかったです。



夕食になり、本館の前でいつもの食事。
今夜はカレーとそうめんだったので食べやすかったみたい。
初めて完食近くまでいく。
やっぱり島の泡盛の泡波がうまい。もう幸せ。



泡波の一升瓶に感激
 

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食べやすいカレーだった
でもどんぶりなのね


急に近くの商店で泡波を入荷したという情報が入り、急いで買いにいく。
しかし一升瓶や三合瓶は本数が少ないため、すでに売れ切れていた。
ちょうど前にいた人が運よく一升瓶を買っていたので、ものすごくうらやましい。
ミニボトルだけはあったので数本買って満足することにした。
泡波は波照間の小さな酒造所で作られているので数が少ないため、島の外へ出るとものすごく高くなってしまう。
でも泡波は波照間で飲むからうまいんだけど。


ということで11時の消灯まで泡盛を飲みながらゆんたくが続いた。
そのあとはみんなで真っ暗な中をニシ浜まで行くことになる。
残念ながら雲が出てしまい星空は見えなかったけど、いつまでも波の音を聞いていた。
また暗い道を宿まで戻り、波照間の夜が過ぎていった。




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