南の果ての島へ
・竹富島


なんとか荒波を乗り越えて船が石垣島の桟橋に着いたときはホッとした。
ここでSさんとはお互いの無事を祈って別れることに。

さあ、竹富島への船に乗ろう。
竹富へは30分おきに出ているので行きやすい。
また安栄観光の船に乗って出港。約15分で着くし、外海に出ないので揺れないで助かる。
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また石垣の桟橋から

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竹富島
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今日泊まるのは赤瓦で昔らしい民家の松竹荘。
荷物を置いて少し休んだらレンタサイクルを借りて走ってみることにした。
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松竹荘

竹富は白い砂の道と赤瓦の町並みが印象的な島。
いかにも昔ながらの沖縄らしさが特徴の観光地。


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早速、町を見渡せる「なごみの塔」へ行ってみる。
さすが人気のスポットだけに順番待ちだ。
でも上から見ると赤瓦の屋根がはっきりわかる。
この塔は急な階段だから降りるほうが気を使う。


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なごみの塔
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どこからは三線で安里屋ユンタの曲が流れてくる。
竹富で有名な水牛車だ。ゆっくりと進んでいく。牛は道を知っているみたいだ。
集落をまわっていると何度となく水牛車に出会う。
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有名な水牛車

ちょっとお昼を食べに八重山そばの竹の子へ行くと並んでいる。
人気がある店はどこもそうなんだ。せっかくなので待って食べることに。
八重山そばは細切りの豚肉が乗って、あっさりした味だ。


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あっさりしてうまい八重山そば(500円)
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そば処竹の子


次は集落を抜けて西側の海が見えると西桟橋がある。
夕日の名所で人気の場所。海もきれいで近くまで小さな魚が泳いでくる。


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それにしても太陽の下にずっといると暑くてたまらん。
ということで海で泳ごう。竹富で泳げるのがコンドイビーチ。
それにしてもすごい人だ。人気のビーチなんだね。
天気がいいし、ずっと遠浅の海がきれい。
あまりのナマコの多さに避けて歩くのが大変だけど。


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ようやく深いところまで着くと珊瑚があり、魚も泳いでいる。
潜ってみると透明度がよくないのが残念。
どうしても波照間と比較してしまうな。
本当なら竹富に来てから波照間へ行くべきだったかも。
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きれいなコンドイビーチ

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それにしても波にぷかぷか浮かんでいると気持ちいい。
かき氷を食べて休んだあと、また移動することにした。

今度は星砂の浜へ行ってみる。なかなか星砂は見つからないみたいだ。
おみやげ屋が出ているくらいだから買うしかないのかな。
そこまでする気がないので見るだけ。
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星砂の浜

また集落へ戻って、少しあちこち見たあと宿に戻ることにした。

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郵便局も赤瓦
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有名な安里屋ユンタに歌われた女性クマヤの生家
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島の北側にはクマヤのお墓もある

シャワーを浴びたらオリオンを飲んで、くつろいでいると気持ちいい。
この宿は中庭みたいな広場があり、そこのテーブルと椅子があるので、泊まっている人は自然とそこに集まるようになっていた。
他の人と話をしているうちに夕食の時間。
普通の量の食事なのに少なく感じてしまう。昨日までの食事が異常だったのかも。それに慣れてしまっていたからなあ。
久しぶりにご飯をおかわりしてしまった。

食事のあと西桟橋へ夕日を見に行こうと思っていたら、他の人たちもみんな行くようだ。
やはり竹富では定番なんだ。


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西桟橋に着くと、ちょうど夕日の時間なんだけど雲で太陽が隠れている。
う〜ん、残念。わりと太陽の周辺にだけ雲がかかるのはよくあるんだよな。
でもこの夕暮れの雰囲気はよかった。
しかも同じ宿に泊まっていたおじさんが自分の三線を弾いたので、更にいいムードとなった。

暗くなったので、みんなで宿へ戻って泡盛で飲み会となった。この日は夫婦やグループが多くて、かなり賑やかな夜。
やっぱり泡盛を飲みながらのゆんたくいいね〜。
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かなり夜も更けたら、みんなで西桟橋へ行って星を見ようということになった。
また橋まで歩いて行くと他にも星を見ている人がいる。
橋の上に寝て満点の星空を見ていたら、沖縄へ来てよかったと心から感じた。
天の川がはっきり見える。流れ星が消えていく。
このままたくさんの星の中で寝てしまいたいくらい。



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