朝日を見るために夜明け前にテン場から様子を見ていた。
だんだんと空がきれいなグラデーションになり明るくなってきた。
雲海には富士山もハッキリと浮かんでいる。
とてもきれいなご来光に感動。
こればかりは山頂付近に泊まった人へのご褒美かも。
赤く染まる燕岳。
燕山荘とテン場も真っ赤っか。
槍もよく見えるので、これからが楽しみだ。
テントを撤収して燕山荘で準備。
もう一度、燕岳とテン場を見ておく。
さあ、朝6時半に表銀座の縦走スタート。
まずは大天井岳に向かって歩いていくと、正面に槍ヶ岳が見えるので最高の気分。
歩き出して振り返ると燕岳が小さくなってきた。
昨日は燕岳の登りが大変だったけど、この尾根歩きはとても楽しい。
なんだか表銀座の縦走が人気あるのが理解できる。
大天井岳はなかなか形のいい山だ。
喜作新道にはこの登山道を切り開いた小林喜作のレリーフがあった。
途中には果穂になったチングルマ。
景色を楽しみながら登っていく。
燕岳から3時間かかって大天荘に到着。
少し休んで大天井岳の山頂へ向かうことに。
大天荘から10分くらいで大天井岳の山頂に着いた。
地味な山だと思っていたけど、標高2922メートルある。
ぐるっと北アルプスがよく見える。
快晴だけど少し槍ヶ岳に雲がかかっているかな。
でも大天井岳は槍を見るには最高の展望台だなあ。
こうやって改めて見ると、北穂までの大キレットって距離があるなあ。
三角点にタッチして戻ることに。
大天荘のテン場は広くて見晴らしがいいので使ってみたいなあ。
さあ、ここからは今日の目的地の西岳を目差そう。