
とうとう大東島を離れる日の朝が来た。
西港に行ってみるとフェリーだいとうが戻っていたので、やはり夜は他の港で停泊していたようだ。
きれいな海で釣りもしてみたかったなあ。
今回は大物を釣り上げている人を見なかったのも残念。
快晴で暑くなってきたので、動きまわらないでのんびり過ごす。
早めに食堂でお昼とオリオンの生。
そのあと商店でアイスを買って、青空と流れる白い雲を眺めていた。
泊まっていた宿に挨拶をして西港まで歩いていく。
再びクレーンの檻に乗ってフェリーに運ばれる。
ぐわーんと上昇していくのが楽しい。
できればおまけで空中で一周してほしいよ。
あっという間にフェリーに着いてしまうからね。
どうやら今回は危険物を乗せない普通の便だった。
たぶん乗客もフルに乗せるかも。
これだと那覇の泊港に着くから助かる。
気づくと2時が出港時間なのに早めに船が港を離れていた。
さよなら、北大東島。
素朴で小さな島から離れるときは寂しい気持ちになった。
といっても、約1時間で南大東島に戻ってきた。
今日は北大東から南大東に寄ってから那覇へのルートだった。
また南大東の西港に戻ってくるとはね。
でも下船することはできないので見るだけ。
フェリーの上から見る小型ボートのはしけの一連の作業が格好いいわ。
目の前でクレーンによって人が迫ってくるのも凄い。
もうじきフェリーだいとうが新しい船に交代になると聞いた。
この小さな船が老朽化しているからだと思う。
最後になって乗ることができてよかった。
でも長い時間ずっと揺れることを考えると、う〜ん。
ついに南大東島ともお別れ。
島から離れる子供たちも名残惜しいようだった。
うふあがり島。
人が開拓してから、まだ110年しかたっていない北と南の大東島。
険しい岸壁に囲まれた大東島だけど、海の美しさは印象に残った。
謎が多くて、とっても奥が深い魅力あふれる島。
うちなーは広いなあと改めて感じてしまった。
那覇へ向かっていると夕日がとてもきれい。
この日の海はとても穏やかだった。
フェリーもあまり大きな揺れを感じず快適な船旅となった。
そして翌朝、那覇の泊港に着いて大東諸島への旅が終わった。