宮古島の北部からも見える小さな大神島へ行ってみることに。
まずは小さな島尻漁港へ。
船の乗り場も小さくて定期船が出ているとは思えない。
小型船は1日に4、5便出ているようだった。
たぶん観光客は少ないと思う。
約15分で中心が小さな山になっている大神島へ。
名前の通り古くから神が宿る島といわれ、前からどうしても訪れてみたかった。
小さな大神漁港に上陸すると誰もいなくて静か。
大神島は周囲約2.7キロの小島で一周することはできない。
ひとつしかない集落も静か。
島には現在20人くらいしか住んでいないそう。
他の離島もそうだけど、高齢化が進んでいるらしい。
小中学校も廃校になっていた。
もちろんここでは神聖な御嶽には足を踏み入れてはいけない。
港の近くにきれいな芝の公園みたいな広場があった。
なんだかキャンプできそうな感じだけど、もちろん野宿禁止。
残念だけど大神島には宿泊施設もないので日帰りするしかない。
暑かったので東屋でのんびりした。
島の東の行き止まりは岩場の海。
見事に何もない。
大きな岩が目立つ。
また港に戻ってから、今度は島の西側から北へ。
きれいな海を見ながら散策。
海岸沿いには荒波に削られた奇岩がたくさん。
まるで大きなキノコみたいで不思議な光景。
あまりにも静かで時間が止まっているみたい。
結局、島で出会ったのは畑仕事をしているおばあ二人だけだった。
とてもゆっくりとした時間が流れる大きな神の島に別れを告げた。
何もないけど静かなパワーをもらえたような気がした。