今回、目的だった多良間島へ向かうことに。
フェリーたらまゆうは平良市街から少し離れた平良港の第二埠頭から出ている。
伊良部島へ向かうフェリーとは港が違うので注意。
しかもチケット売り場も小さい。
多良間島へは飛行機でも行けるがフェリーのほうが安い。
フェリーは1日1往復で、2時間かかるので余裕が必要かも。
ただ海の状況では欠航の可能性が高いとのこと。
9時に出港すると、工事中の伊良部大橋の間を通り過ぎた。
橋が完成してつながるとフェリーはどうなるのだろう。
ようやく多良間島が見えてきた。
平べったい島だとよく分かる。
多良間の普天間港に上陸すると、何もない港でびっくり。
この港は集落から離れているので、泊まる宿に向かえに来てもらわないと不便。
多良間はほぼ丸くて、周囲約20キロの島。
集落は島の北にある前泊港近くにかたまっている。
平坦なので自転車があれば、まわることができるようだ。
まずは島の全体を見るために展望台の八重山遠見台へ。
自転車なら集落から近い。
なんだか荒れ果てたような公園の中に展望台があった。
多良間は観光客が少ないようなので寂しい雰囲気。
入り口からすぐ石積みの古い遠見台跡があった。
昔の船舶の見張り台だったよう。
島で一番高い33メートルの展望台からの景色。
天候によって名前の通りに八重山まで見ることができるそう。
このときは霞んでいて石垣島までは見えなかった。
目の前の水納島もよく見えた。
こうやって見ると思ったより広い。
ほとんどがサトウキビ畑や牧場のようだった。
近くの赤い電波塔が目印。
宮古島とは57キロで、石垣島が59キロなのでほぼ真ん中。
だけど石垣島へ行ける便がないので、宮古島から来るしかない。
ちなみに那覇から360キロ離れている。
集落と前泊港から近いふる里海浜公園のビーチへ。
休憩場所として最適な東屋の前にきれいな海。
まだ風が冷たかったので海に入れなくて残念。
人が少ないのでのんびりするにはよかった。
島の西側にはまだ新しい多良間空港。
小さいけど立派できれいな空港だった。
RACの小さいプロペラ機が運航している。
空港前にまもる君がいたので、多良間島も宮古島市だと実感。
たくさんビーチがあって、見て回ってもどこがどこのビーチが分からなくなるほど。
空港近くの白い砂浜のビーチがきれいだった。
島の南部には宮古市の森があり、奥に報恩の碑があった。
どうやら岩手県宮古市の商船が座礁した場所のようだった。
宮古島と宮古市という偶然。
ただここらあたりは何もない場所だったけど。
すると以前の空港跡地へ出た。
現在は空港の建物もただ残っているだけのよう。
宮古島はトライアスロンが有名だけど、多良間島も一周マラソン大会があるんだね。
坂がないので走るには最適な島かも。
上陸した普天間港の近くの御嶽まで来た。
しかし普天間港は見事に何もない。
フェリーが停泊していないと余計に静か。
