>2004年9月19日(日)
夜中は涼しいくらいだったのでテントでも快適に寝ることができた。
しかし朝になり陽が高くなってくると暑さが増してくる。
今日も天気がよくなりそうだ。暑くて撤収する気がなくなり連泊することに決めた。
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屋我地ビーチのキャンプ場で迎える朝
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朝飯を食べたら身軽なWで出発することにする。
まずは沖縄北部のヤンバルを走ってみるのだ。
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鴨もいるんだ。暑そう |
R58を走り出すと交通量も少なく快適。暑いけどカラッとしているので気持ちよく走れる。しかし止まると暑いけど。
なんて青空と海がきれいなんだろう。最高の天気でうれしくなる。
気になった風景に見とれたり、道の駅で休憩しながら走っていると本島最北端の辺戸岬に着いた。
駐車場にたくさんのオートバイがあったので驚いたら、すべて沖縄ナンバーだ。
地元のライダーにとってヤンバルはツーリングコースなんだね。
それにしてもリッタークラスのスポーツタイプが多くみんな速い。
辺戸岬の祖国復帰闘争碑 |
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沖縄最北端から見る景色 |
青空の辺戸岬には祖国復帰闘争碑が立っており、崖からは迫力ある風景が広がる。
特に本島北部はバスの数がないようなので車やオートバイがないと来るのが大変らしい。
しばらく風に吹かれていたらヤンバルを時計回りで走り出す。
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展望台から見た辺戸岬 |
なぜか巨大なヤンバルクイナの展望台があった |
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中に入って下から見上げてみた |
展望台を過ぎたらR58の起点になった。ここが本島のR58の始まりなのか。鹿児島から種子島、奄美大島を経て沖縄本島と海を渡って続いているから不思議だ。
でもR70とつながっているから起点という感じがしないんだけどね。
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R58の起点
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そのR70を走ってヤンバルを南下して行くことにする。
地図では細い山道を想像していたが思ったより走りやすい。
R58よりは山深いところもありヤンバルらしさは味わえる。
本当は林道に入り山の奥に行きたかったが、どれがどの林道かわからずあきらめることにした。できれば本物のヤンバルクイナに会いたかったんだけど。
気持ちよく走りながらヤンバルを一周した感じで、また本部方面に帰ってきた。
時間もまだ早かったので本部にある沖縄そばを食べて、今帰仁城(なきじんグスク)跡を見ることにした。
並んでいた本部にある沖縄そばのきしもと食堂 |
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燃やしたイジュの木灰を使う歴史ある店
あっさりして奥深い沖縄そばを堪能 |
琉球統一前の三山時代の今帰仁城跡は、天気もいいこともあって壮大な光景が素晴らしい。本丸跡からの東シナ海の青い海が美しい。
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今帰仁城跡の入り口窓口には猫が昼寝!
二匹だからシーサー代わりかと思った |
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あちこちに寝ている |
さて満足したところでキャンプ場へ戻ることにする。
屋我地の小さな島をサトウキビやパイン畑を見ながら一周して、ビーチへ着いたら夕方前だったので泳ぐことにした。
せっかくビーチの入場料も払っているんだから無駄にしたくない。
遠浅の海は子供が泳ぐにはちょうどいいかも。どうやら干潮だったらしいのだが。
なので離れていた小島にも行けてしまった。
そういえば海で泳ぐなんて何十年ぶりだろうか。
ここ数年は夏に海のある暑い場所へ行ってなかったしなあ。
まさか沖縄で夏のキャンプをするとも思わなかったし。
今日はファミリーも減って静かに過ごすことができそうだ。
夕暮れからオリオンビール、泡盛をやりながらのんびりと星空を眺める。
しかし県外からのツーリングしている旅人に会わなかったなあ。
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