>2004年9月23日(木)
起きて外を見ると今日も快晴。
宿で一緒になった人たちに挨拶をして出発することに。
「いってらっしゃい」
「いってきます」
なんかいい感じだ。
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Coco Shanti |
準備をしたら昨夜行ってなかった第一牧志公設市場を覗いてみることに。
国際通りから少し入ると市場の建物に入る。
肉屋、魚屋、八百屋…。沖縄独特の食文化。
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豚の顔の皮のチラガー
う〜む… |
最初は戸惑ったテビチも食べるとうまい |
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青い魚イラブチャーが気になった |
果物を見ると南だね |
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もちろんゴーヤー |
それにしても朝の国際通りは静かだ。夜の賑やかさが嘘のようだ。
さあ、大きな街から出発だ。
今日はまた本部まで戻らなければいけない。
できれば本島の南部も行ってみたかった。時間的な余裕がなくなり見送ることにした。
沖縄の深い歴史に触れることができないのは残念だが、那覇からは近いので次回に行けばいいのだ。
広いR58を北上して行く。まだ朝なので渋滞もなく流れている。
やがて最近問題になっている普天間基地だ。こんな町の近くにあることに驚きだ。
そして嘉手納基地。ものすごく広い。東京の横田基地が小さく感じる。
安保の丘から基地の中を見ると航空機が滑走していた。
本島を走っていると、あちこちに目立つ米軍基地の金網。
うちなーんちゅは向かい合って生活している。
フェンスが遠い |
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安保の丘から嘉手納基地 |
そのあと読谷で座喜味城跡と残波岬に寄って風に吹かれる。
日差しも強いが大きな雲の下に入ると違った風景になる。
海沿いを走る。まだ夏の海がきらきら輝く。
もう日焼けしたくないのでジャケットを着ているが走っていると爽やかだ。
座喜味城跡の門 |
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景色がいい |
残波岬の灯台 |
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本島の中部はリゾートホテルのビーチが続くので通り過ぎるだけ。
高速道路を使うことがあるかと思っていたがR58でもスムーズだった。
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お昼は沖縄で初めての海ぶどう丼
クビレヅタと呼ばれる海藻でプチプチしてうまい
でも丼でなく泡盛と一緒に少量食べるほうがいいな |
やがて名護が近づき再び本部半島に入る。
さて沖縄最後の夜だからキャンプをしたい。
しかし有名なビーチのキャンプ場は高くて人が多いので避けたい。
まだ行っていない海岸を見て回る。
その中で気づきにくいビーチへ行ってみるとテントが見えた。
どうやら塩川ビーチは無料でキャンプできるようだ。
昔から防風林として利用されてきた
備瀬のフクギ並木 |
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テントを設営して買い出しに行った帰りにいきなり夕立でびしょ濡れに。
ほんの数分ですぐ晴れ間が出てきたので運が悪かったのか。でもなんだか笑ってしまう。
濡れたTシャツを脱いでビーチに入る。沖縄最後の泳ぎ。
夕方になると塩川ビーチは人も少なく静か。ここは沖に出ると深い。
しばらく波に浮かんで空を眺めていた。
塩川ビーチでキャンプ |
シャワーを浴びてサッパリしたらオリオンビールだ。
そう無料のビーチなのにシャワーがあって助かる。
ハッキリとした夕焼けではなかったが海を見ながらのビールがうまい。
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静かな波の塩川ビーチで夕暮れ |
その後、浜で宴会をしていた地元の兄ちゃんに声をかけられ一緒に飲む。
たまに仲間と魚を焼いたりして浜辺で泡盛を飲んでいるそうだ。
かなり酔っぱらっていたおっちゃんはウチナーグチがきつくて若い兄ちゃんに訳してもらった。
静かな夜になるかと思ったいたのに楽しくなり泡盛が進む。
何時くらいまで飲んだか分からないが夜空には月と星が輝いていた。
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