>2004年9月25日(土)
丸一日の船旅を終えて、また鹿児島新港に戻ってきた。
快晴で気温は沖縄と変わらない気がした。
一緒だった大阪のKさんと日本一周しているという女性に別れを告げて出発。
そういえば他にも北海道からホクレンの旗をさしたまま南下してきたライダーもいた。
しかし本島では沖縄ナンバーしか見なかったけど。
また鹿児島へ |
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出会いと別れ
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城山公園から見た桜島
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城山公園への途中で西郷さん |
今夜の宮崎からのフェリーなので、霧島でゆっくりすることにした。
桜島に挨拶をして走り出す。前に来た時は冬だったので快適だ。
沖縄ではシャワーしか浴びていなかったので温泉に入りたい。
ということで霧島へ行く途中で妙見温泉の奥にある和気湯へ。
個人の人が無料で開放している中津川沿いの開放的な露天。
天気がいいので久しぶりの露天に満足。
ちょっと迷う |
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中津川沿いに露天が |
なんと坂本龍馬も入ったという最高の和気湯 |
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霧島神宮へ向かう途中で |
このあと霧島神宮へ行き、霧島民芸村にて寸志で入れる露天にも入る。体を清めてのお参りかな。
霧島神宮への入り口 |
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霧島民芸村にあった露天
知られていないのかな |
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霧島神宮でお参り
なんとここにも坂本龍馬がおりょうと新婚旅行に来たことがわかった |
それから、えびの高原へ。今年の最初にも来ているので通り過ぎようと思っていた。
フェリーの中で見せてもらったガイドブックの韓国(からくに)岳が印象に残っていた。
時間的にも余裕があったので登ってみるか。
最初は楽に登っていたが汗が止まらなくなる。八合目からは霧が出てくる。
標高1700メートルくらいの山で登山口からは1時間くらいかかった。
せっかくの頂上なのに霧で何も見えず残念。晴れていたら絶景が望めたのに。
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韓国岳へ登る途中で走ってきた道がよく見える |
だんだん霧が |
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山頂は霧で何も見えず涙 |
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晴れていたらこんな感じだったのに
(ガイドブックより) |
なんだか久しぶりに、いい運動をした気分。
今から宮崎へ向かえばフェリーに間に合うだろう。
温泉で汗を流したかったが、そこまでの時間はなかった。
午後から宮崎の天気が悪い予報だったので心配。
途中、パラパラと降ったがすぐやんで助かる。
ずっと曇り空の下をR268を走る。ああ、もう帰るだけの気分。
帰りのフェリーはマリンエキスプレスの
フェニックスエキスプレス |
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宮崎港に着いたら降り出しそうで降らない天候。
手続きしたら買い出しをして戻ってみると、全国いろんなところで同じような旅をしている屋久島帰りのりーまんさんと合流。
彼も屋久島では天候に恵まれ暑いくらいだったらしい。
九州の中を脱出して正解だったね。屋久島ではいろいろあったらしいが。
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ついに川崎行きのフェリーに乗り込み出港。
これで九州ともお別れ。また長い船旅だ。
今回の旅を振り返るにはちょうどいい時間かもしれない。
>2004年9月26日(日)
沖縄へ向かうフェリーでは海の色が変わっていくのが美しかったので、フェリーの外を見たくなかった。
このフェリーでは船長による操舵室の案内があった。確か他のフェリーでもこのような催し?を見たが、話好きな人でいろいろ質問に答えていた。
紀伊半島の那智勝浦へ寄る |
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操舵室 |
船長の話が続く |
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曇り空ときどき雨模様なので、南の島の青空が懐かしい。
暗くなったころ、小雨が降る川崎港へ着いた。これで旅の終わりとなった。
ついに川崎港 |
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あとは帰るだけ。またどこかで会いましょう♪ |
沖縄へはフェリーで二泊かかったので、行きと帰りに時間を取られた。
でもそれだけの価値がある旅だった。
いつかは沖縄を走ってみたい…
そんな漠然とした夢が何となく実現してしまった。
きっと今が沖縄を訪れる運命だったのかもしれない。
強く印象に残って忘れられない南への旅となった。
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