成田空港はクリスマスが近いのでツリーがあって賑やかなイメージだった。
まず3万円ほどUSドルに換金しておいた。
このときで1ドル86円ほどだったので、350ドルだけ現金を持っていくことに。
アメリカではできるだけカード払いにしようと思っていた。
初めて乗るシンガポール航空機で18時50分に離陸。
通路側で席を希望したはずなのに窓側だった。
安いチケットで席の指定をしていないので仕方ないかな。
乗客は日本人のほうが少なくて、ほとんどは欧米やアジアの人々といった感じだった。
それでも隣に座っていたのが日本人の女性なので、席を立ちやすそうかな。
なにしろ長時間のフライトなので、できれば通路側のほうが気が楽なんだけどね。
あとシンガポール航空のCAさんの民族衣装風の制服って素敵ですな(^_^;
心配だったシンガポール航空の機内食も問題なかった。
洋食と和食を選べるようだったけど、洋食が品切れになっていた。
それでも豚肉のショウガ焼きや蕎麦などおいしかった。
まあ、無料でビールが飲めるので満足なんだけど。
とにかく長いフライトですることといえば、映画を見るか音楽を聴くかになってしまう。
寝ようにも眠れず時間を過ごすだけ。
そして時間の感覚が分からなくなって朝食。
スクランブルエッグやワッフルなどで助かった。
これでいかにもアメリカ的なヘビーな食事だと苦しくなるから。
そしてアメリカのロサンゼルスに昼前くらいに到着。
日本から約10時間のフライトでさすがに疲れた。
そしてロサンゼルスはマイナス17時間の時差があるので、完全にボケボケ状態だ。
それにしてもアメリカの入国審査は相変わらず厳しい。
日本人はチェックが通りやすいほうだとしても、時間がかかって更に疲れる。
次はサンフランシスコへ向かうため乗り継ぎ。
ユナイテッド航空の国内線の安いチケットを購入しておいた。
ただ初めてのロサンゼルス国際空港は広くて迷いそうになる。
しかも国際線のターミナルは中央にあるけど、ユナイテッドは一番はしっこだった。
場所を理解できるまで時間がかかり、歩いて向かったら15分くらいかかった。
あとからターミナルを移動する無料のバスがあることが分かったけど、時間に余裕がないと焦るよ。
ロサンゼルス空港では飛行機の便が混んでいるらしく、1時間遅れで午後4時半に離陸。
ようやくサンフランシスコに着いた6時頃はもう真っ暗。
サンフランシスコ空港からはBARTという鉄道で市内まで行けるようだった。
その前に空港のターミナルからBARTの駅まで無料のモノレールを使う。
すぐ空港を出るとBARTに乗れるものと思い込んでいたので、モノレールをBARTだと思って焦った。
BARTの乗車券を自販機で買うときもよく分からず時間がかかってしまった。
金額調整しながら買うなんて初めてだな、こんな自販機。
それでも市内まで安い料金で行けるのでBARTは便利だ。
自販機の買い方が分かりにくいのを除けば助かる。
目的地のパウエル駅に着いたので予約しているホテルまで歩いていく。
どこもそうだけど初めての町は地図を見ても位置関係が分からず迷う。
何回か行ったり来たりしながらホテルを見つけると、結構駅から近かったりして。
ホテルは歴史がありそうな古いビジネスホテルタイプだった。
ひとまず疲れていたので、落ち着いたあと夕ご飯を食べに町へ出てみることに。
パウエル駅のあるダウンタウンのユニオンスクエアはサンフランシスコ市内の中心地だった。
有名なケーブルカーの始発駅でもある。
ホテルやデパートなど古いビルが建ち並んでいて、歴史を感じる味わいある町だね。
夜でも観光客など人が多く歩いていて治安も問題ないようだ。
なんだか町自体が観光地になっているイメージがする。
とりあえず初日から見てまわる元気がなかったので、ガイドブックにも載っているステーキ屋へ。
タッズステーキハウスの店先でステーキがおいしそうに焼かれていたので入ることにした。
どうやらセルフサービスらしくて気軽に入れるレストランといった感じ。
普通のステーキを頼んだときに、どうやらオプションを聞かれたみたいだった。
できあがりを受け取るとステーキにはキノコがたっぷりと乗っているではないか。
そうか、mushroomと聞かれたのを聞き逃してOKしてしまったんだ。
まあキノコも好きなのでいいんだけど、ちょっと量が多いなあ。
ステーキは好みでテーブルにあるソースをかけて食べる。
逆にキノコのおかげで肉が食べやすくておいしかった。
でもトーストや丸ごとのジャガイモもあるので腹いっぱいになったけど。
時差でもう頭がボーっとして仕方ないので、ホテルに戻ってアメリカ初日の終了。