北限の山々歩き 〜北海道2011〜

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☆斜里岳

屈斜路湖に着いたので和琴半島湖畔キャンプ場
へ。
ここは8年ぶりなので懐かしい。
やはりライダーに人気のキャンプ場だった。
なんといっても和琴温泉の露天風呂へ歩いていけるのがいい。
寝る前と朝に入ってしまうんだよね。

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なんと知床のキャンプ場で一緒だったオフ車に乗っているBさんと再会。
この人も羅臼岳に登ったので話が合ったのだ。
これだから北海道の旅は楽しい。

あとは湖を見ながらビールを飲んで、まったりと過ごした。

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翌日、次の目的だった斜里岳を登るため出発。
天気だけを心配したが、雨が降らないことを祈るだけ。
屈斜路湖から北上して清里町に入り、途中からダートを走っていく。


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行き止まりに駐車場があり、すでに車がたくさんある。
そして山小屋の清岳荘があり、ここが登山口になっている。

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さあ、8時に登山口から出発。

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一度、林道に出るようになっていた。


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登り始めるとすぐ沢に出る。
スパッツを履くか迷うが、まだ大丈夫だろうと歩いていく。

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何回か沢を横切っていく

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まず新道と旧道の分岐になる下二股に着く。
登りは沢沿いの旧道を進むことに。

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ここからいくつもの滝を見ながら登っていく。

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結構、慎重に沢を横切る場面も増えてくる。

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三重の滝、羽衣の滝など、たくさん滝が続く。
滝の脇を登っていくと、完全に沢登りだと実感してくる。
これほど沢を登っていくのは初めてだ。

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これだと、雨のあとに登ると水が増して大変だろうなあ。
しばらくまとまった雨が降っていないので助かる。
もうスパッツを履くのも面倒なので、このまま登ることに。

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気づくと8合目まで来ていた。
ここまで来ていながら、まだ沢を登っているのが妙な感じ。

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だんだんと沢も細くなってきた。

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ようやくわずかな水が流れる登山道になると、視界も開けてきた。
旧道を登りにするのが理解できた。
これほどの沢を下っていくのは滑って危険そうだ。

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新道と合流する上二股に到着。

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ここから山頂を目指して登っていく。

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ちょっとしたガレ場もある。

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ようやく馬の背に出た。
目の前が斜里岳の山頂だ。

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あとは目の前の山頂を目指すだけ。

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ついに斜里岳の山頂に到着。
少し雲がかかっているが、標高1547メートルからの眺めは素晴らしい。
山頂まで3時間ちょっとで登ってきたことになる。

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オホーツク海方面に羅臼岳が見えた。
山頂から少し下った右手に三角点があった。

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馬の背と南斜里岳のほうはハッキリわかる。

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なんとか国後島も見えた。

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曇り空だったけど、ガスが出なかったので助かった。
山頂で20分くらい景色を堪能して下山開始。
ちょうど中間あたりに馬の背が見える。

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馬の背に戻ってくると休憩している人たち。

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斜里岳でもエゾカンゾウがたくさん咲いていた。

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上二股の分岐に戻ってきたので、新道で熊見峠を登っていく。

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熊見峠の手前で振り返ると、見事な斜里岳が。
右の引っ込んでいる場所が馬の背だ。

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ここらあたりはハイマツだらけ。

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熊見峠に着いたけど、見晴らしはよくなかった。

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ここから急な下りが続くので慎重になる。
しかもかなりドロドロにぬかるんでいるので滑りやすい。

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やがて旧道との分岐の下二股に出て、あとは一気に沢沿いを下山していく。
そして登山口に戻って終了。
休憩も含めて往復で6時間半かかった。
斜里岳はこれほど沢登りが楽しい山だとは思わなかった。

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登山のあとは清里町にあった道の駅の温泉で汗を流す。
だんだんと青空になってきて、川湯温泉近くの硫黄山が迫力ある。

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屈斜路湖のキャンプ場に戻ってくると、きれいな夕暮れ。

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となりに同じW乗りの人がいて、この日は話し込んでしまった。

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変わっていく空を見ながら、登山のあとのビールはうまかった。

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