今日は羅臼岳に登るために、夜明けとともにキャンプ場を出発。
まだ交通量がない早朝なのでエゾシカが道路を横切る。
岩尾別温泉のホテル地の涯に着くと、すでに車がたくさん。
どうやら登山する人も結構いるようだ。
ホテルから奥まで進むと、登山口に木下小屋がある。
登山届を提出してから、5時半に登山開始。
しばらくは樹林帯を登っていく。
オホーツク展望台を過ぎると弥三吉水があった。
水も豊富で冷たいので助かる。
このあと銀冷水の広場で少し休憩したあと、登っていくと視界が開けてきた。
大沢入口から急な登りになってくる。
エゾコザクラがたくさん咲いている。
雪渓は一部にだけ残っていた。
だんだんと大きな岩場も増えてくる。
キンバイソウもたくさん咲いている。
これはエゾツツジの花畑かな。
ようやく見渡せる羅臼平に着いた。
羅臼岳の山頂を目の前にすると気持ちも高揚してくる。
さすが知床の山。
ヒグマ対策用のフードロッカーがある。
鉄製で頑丈そうだ。
最後の小休憩をして山頂を目指そう。
ここらあたりは松の木が多い。
イワギキョウも目立つ。
急な登りが続くと暑くなってくる。
飲まなかったけど冷たい岩清水。
最後のがんばりで岩場登り。
この岩場を登っていけば山頂。
ついに羅臼岳の山頂の岩場だ。
標高1661メートルの山頂は360度の大展望で素晴らしい。
この景色を見ると疲れも吹き飛ぶね。
山頂まで4時間で登ってくることができた。
ウトロ方面がよく見える。
山の中の羅臼湖が印象的。
知床横断道路もよくわかる。
せっかくなので山頂で30分くらい眺望を楽しんだ。
だんだんと登ってくる人も増えてきたので下山開始。
注意しながら岩場を降りる。
たくさんの花がきれい。
羅臼平の緑が鮮やかだ。
正面に見える三ッ峰の奥に硫黄山がある。
あとは登ってきた登山道を戻る。
やっと弥三吉水に着いたので水の補給。
この冷たい水で顔を洗うと気持ちよかった。
それにしてもヒグマ注意の看板が目立つのが羅臼岳。
そして登山口に着いて終了。
結局、休憩も含めて往復で約8時間かかった。
天気に恵まれて最高の登山だった。
すぐ岩尾別温泉に入れるのが魅力。
今日は三段の露天風呂でなく、奥にある小さな滝見の湯へ。
この露天に入るのは初めて。
やはり登山のあとの温泉は気持ちいい。
さっぱりしたので帰ることに。
キャンプ場に戻って洗濯をしながらお疲れ様。
ゆっくりとした時間が流れた。
きれいな夕日を見ながら、とても充実した日。