北限の山々歩き 〜北海道2011〜

img

☆雌阿寒岳

神秘的な湖のオンネトーに着いた

久しぶりに来たけど変わっていない。
正面に見える雌阿寒岳と阿寒富士には少し雲がかかっていた。

img

オンネトー野営場でキャンプするのは初めて。
林の中のため、明るいうちは虫が多かった。
特にテントを設営しているときは、飛び回るアブに困った。
サイトから少し歩けばオンネトーの湖に出ることができた。


img


翌朝、オンネトーに行ってみると朝日に輝く幻想的な光景が。

img


さあ、雌阿寒岳を目差してキャンプ場を出発。
オンネトー野営場から雌阿寒岳温泉の登山口まで歩くことにした。
アカエゾマツ純林コースという遊歩道を歩くんだけど、あまり人が通っていない雰囲気。

img


40分かかって雌阿寒岳温泉に着いた。
まあ、朝の準備運動になった感じ。
ここから登る人は温泉の駐車場に車を停めているようだ。
ということで改めて、6時半に雌阿寒岳登山口を出発。


img

一合目から登るのは気分がいいね。

img


まずは原生林の中を登っていく

木の根っこが多いので足下を注意。
やがて岩だらけの登山道になってくる。

img

すぐ視界が開けてきた。

img

五合目あたりで下を見ると、オンネトーがよく見える。

img


七合目を通過。

img

天気がよくなってきたので最高の眺めだ。

img


だんだんと山頂が近づいてくる。

img

八合目あたりで振り返ってみる。

img

もう山頂は目の前。

img


そして雌阿寒岳の山頂に到着。
標高が1499メートルなので、登山口から2時間で登れてしまった。

img

活火山なので火口が迫力ある。

img

近くには阿寒湖が見える。
でも噴煙がすごくて雲と同化しているみたい。
雄阿寒岳と屈斜路湖は雲で隠れて見えない。

img

火口の向こうには阿寒富士が。

img


20分くらい山頂でゆっくりしたあと、火口をまわって下山開始。
手前にはきれいな火口の青沼。
阿寒富士の前には噴煙がもうもうと上がる。

img

さっきまでいた山頂を見上げてみる。

img


せっかくなので阿寒富士も登ることに。
富士の名前がつくとおり、形のいい山だ。
八合目の分岐から歩いていく。

img

本物の富士山のように、じゃりじゃりの火山灰で登りにくい。

img

砂と岩の急な登山道が続く。

img


ということで八合目から40分くらいで、阿寒富士の山頂に到着。
ここから見る雌阿寒岳の火口が迫力ある。
阿寒富士に登らないと見ることのできない光景だ。

img


荒廃とした阿寒富士だけど、山頂にはコマクサが咲いていた。

img

こういう場所でも咲く花に心が和む。

img


しかし近くで見る雌阿寒岳は迫力満点。

img

景色を十分に堪能して、今度こそ下山開始。

img


本物の富士山同様に砂状態なので、あっという間に阿寒富士を下山してしまった。
また八合目の分岐に戻って、オンネトー方面の登山道を歩いていく。
登りと下りでコースが違うのが楽しい。
七合目あたりでオンネトーが見えた。

img

あとは樹林帯の中を下っていくので、まるで眺望がなくなる。
しかも木の根っこだらけの登山道で、あまりおもしろみがない。
雌阿寒岳温泉の登山口からのコースのほうが、景色を楽しめるので楽しい。

img


そしてオンネトーの登山口に着いて終了。
登山口と下山口が違ったけど、全部で5時間半かかったことになる。
あと最初に雌阿寒岳温泉登山口まで歩いた40分のプラスか。
オンネトー登山口はキャンプ場のすぐ近くなので、こういうルートにしてみた。

img


キャンプ場に戻って休んだあと、オンネトー湯の滝へ行ってみることに。

img

駐車場から20分も歩けば着く。

img

しかし露天風呂がなくなっていたのでショック!
どうやら環境保護のため埋めたらしい。
何も調べないで来た自分が悪いんだけど。
そういえばここの温泉に入ったのは、8年も前だったからなあ。

img


ということで雌阿寒岳温泉の宿で露天風呂を満喫。
今回は連泊したので二つある両方の温泉に入った。
野中温泉の宿に併設されていたユースが閉館していたので寂しかった。
ここでいろんな出会いをしたことが懐かしい。

img


翌朝、オンネトーへ散歩してみると鏡のような水面。

img

キャンプ場の奥もサイトになっているけど、坂になっているので荷物が多いと大変かも。

img

これでオンネトー野営場を出発。
本当は雌阿寒岳だけでなく、雄阿寒岳も登りたかったけど次回に取っておこう。

img


最後にオンネトーから雌阿寒岳と阿寒富士を見ておく。

img

さらに展望台まで登って、もう一度見てから出発することに。

img



北海道へ礼文島礼文岳知床羅臼岳斜里岳雌阿寒岳帯広



旅の記録TOP