旭岳青少年野営場を出発して美瑛に戻ることにした。
美瑛駅に寄ったり、買い出しをして、また戻るんだけど。
今度は天人峡へ行ってみることにした。
天人峡へ向かう途中で森の神様という巨木に立ち寄り。
ちょっとしたダートだったので、W800での初ダートかな。
森の神様はそれほど大きいとは感じなかったけど、推定樹齢900歳のカツラの木。
巨木百選に選定されているそう。
この森の中にいると神聖な場所のような気分になる。
天人峡温泉に到着。
なんだか地方の小さな温泉場といった雰囲気。
せっかくなので羽衣の滝を見ておくことに。
少し奥まで歩いて行ける。
かなり上から何段にもなって滝が流れていて羽衣の滝がきれいだ。
落差は270メートルあり、北海道では一番らしい。
日本の滝百選にも選ばれているようだ。
階段を上がると展望台があり、間近から見ることができた。
マイナスイオンたっぷりだ。
羽衣の滝へ向かう途中に登山口があった。
天人峡からもトムラウシ山への登山道があり行くことができる。
どうやら滝見台までは1時間もあれば行けるようだったので散歩がてら向かうことに。
登山道だけあって、気楽に行くと急な登りで疲れる。
それでも40分くらいで滝見台という展望台に着いた。
確かに羽衣の滝が上から見える。
まあ、近くで見たほうがいいと思うけど。
滝見台のベンチでまったりしていると、ひとりの登山者が下ってきた。
ちょっと話をしてみると、なんと旭岳青少年野営場で会った人だった。
なんでも天人峡から出発して旭岳へ向かったらしい。
そのあと大雪の白雲岳、化雲岳をぐるっとまわって天人峡に戻って来たようだ。
まさかここで再会するとは、あまりの偶然に驚いた。
でもこういうルートがあるとは思いつかなかった。
それから少しすると違う登山者が下ってきた。
また山話をすると、なんとトムラウシ山へ行って戻って来たとのこと。
昨日の朝に出発して、避難小屋で泊まったらしい。
そうか、これなら天人峡からの往復で、トムラウシへ行けるんだ。
改めて地図を確認して、明日はトムラウシを登ることに決めた。
このコースは距離が長いようだけど、実際に行った人の話を聞けたので安心できた。
現在の小屋の状況とか分かったのも助かる。
本当なら黒岳から白雲岳を通って、テント持参で縦走しようとしか考えていなかった。
さっきまでトムラウシは次回にしようと思っていたので、滝見台にいて正解だったかも。
ということで天人峡パークホテルに泊まることに決めた。
しかもトムラウシへ行っている間、荷物を置いておけることになった。
ずっとキャンプなので、たまにはホテルも泊まらなきゃなあ。
ちょうど洗濯もしたかったのでタイミングがよかった。
天人峡の温泉にも入れるので泊まって正解だった。
素朴なホテルなので料理は豪華じゃないけど、それでも十分だった。
明日は長い一日になりそうなので、寝る前にもう一度温泉に入って早めに就寝。