北海道で憧れのひとつだった大雪山へついに登る。
キャンプ場からロープウェイ乗り場まで、歩いてもそれほどかからなかった。
早く駅に着いたので6時の始発には三番目に乗ることに。
あとからどんどん来る人がいるので遅いと始発に乗れないかも。
この季節は明るくなるのが早いので、始発の時間も早めてほしいなあ。
ロープウェイで一気に姿見駅まで着くと、天気がいいのでうれしくなってくる。
駅で登山届けを出して、6時15分に姿見駅を出発。
駅から歩き出すと、正面には朝日ともに噴煙の上がる旭岳の勇姿が目に入ってきた。
さっそく花が終わったチングルマが出迎えてくれた。
姿見の池からは絶好の撮影ポイントだ。
午後のほうが順光でいいかも。
小さな避難小屋もあるんだ。
ここからが本当の登山開始といった感じがする。
最初から荒涼とした岩などのガレ場のイメージ。
登り始めて途中で振り返ると姿見駅や池が下のほうに見える。
横ではあちらこちらから噴煙が上がっている。
とにかくずっと同じような単調な登りが続く。
これが辛いところかも。
それでもだんだんと標高が上がってくる。
右手を向くとトムラウシ山や十勝岳の山々がよく見えて元気になってくる。
気がつけば九合目までやって来た。
頂上まであと少しだ。
とにかく大きな岩が多くて、これは金庫岩らしくて目立つ。
ついに山頂が見えてきた。
これで北海道最高峰の旭岳の山頂に着いた。
天気がよくて標高2291メートルからの景色が最高。
姿見駅からは2時間かかったけど、単調な登りだけに疲れる。
登ってきた登山道を見ると、ロープウェイの姿見駅などが小さく見えた。
なんと先日に登った羊蹄山も確認できた。
真ん中の三角にとんがった山が羊蹄山。
再びトムラウシ山なども見ておこう。
30分くらい朝食休憩を取りながら、旭岳の山頂を満喫した。