青空の果てまでスペインの旅



☆断崖絶壁の町、ロンダ

どうも天気が下り坂のような雰囲気だったので、どこへ行くか迷った。
海岸沿いの雨より内陸のほうがいいかなと思いロンダという町に決める。
こういうところは個人の旅のいいところで、細かいところは行き当たりばったり。
調べるとロンダへは長距離バスが出ていないので、鉄道で行くしかない。
しかもグラナダからだと1日に3便だけ。
朝一の列車は6時45分発なので、まだ始発のバスも出ていなくてタクシーでグラナダ駅へ。

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スペインの列車の席って、真ん中だけが向かい合っているんだよね。
二等とはいえ指定されるので、この席になると知らない人とお見合い状態。
今回は一度この席になったけど、なるべく向かい合わない席になるように祈った。
前に人がいるのはいいけど、足下が狭いんだよね。


2時間半くらいでロンダ駅に到着。
小さくてかわいい駅。



駅から新市街を歩いて、旧市街近くまで歩いて20分くらい。
一番にぎやかな商店街を抜けていく




安いホステルは直前も泊まることができて、狭いけど窓もありきれいで快適。
マドリードのような都会より田舎のほうが安く泊まれていいかも。
まずはスペイン広場へ行ってみると、目の前に古城や宮殿などを利用した宿泊施設のパラドールが目立っている。



そして新市街と旧市街をつなぐヌエボ橋を渡る。
このヌエボ橋がロンダの象徴のようになっていた。
ずっと駅から歩いてきて気づかなかったけど、ものすごい断崖絶壁で驚く。
ヌエボ橋は100メートルあるそうだ。



崖の上にある白い町並みが絵になる。
天気もよくなったので、ロンダに来てよかったなあ。



白い家がアンダルシアらしい。



ヌエボ橋の下のほうまで歩いて行けるので階段を下ってみた。




見上げると先ほど見たパラドールが崖の上にあるので圧巻。


町をつなぐヌエボ橋すごいね。




橋を見上げる広場より、さらに下まで行けそうだった。
だんだんと急になってきて最後はロープまであったので登山気分。




たぶん普通の観光客はここまで下ってこないかも。
一番下は小さな滝壺から水が流れていただけ。
まあ、真下から見上げるヌエボ橋もよかったけどね。



下ったあとは登って戻るだけ。
途中でオリーブ畑や山並みを見ながら深呼吸。


旧市街を散策するだけで楽しい。






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