烏帽子小屋からは烏帽子岳が見えなかった。
なのでニセ烏帽子岳を越えると、ようやく烏帽子岳の姿が現れた。
すごくかっこいい山でないか。
大きな花崗岩が多いので屋久島の山や燕岳みたい。
分岐から烏帽子の山頂へ。
烏帽子岳の山頂付近は岩場だらけで、北アらしさを楽しめる。
ちゃんと鎖もあったけど、高度を感じないので怖さはない。
烏帽子岳の山頂は巨大な岩だった。
近くで見ると三角にとがっているのも分かる。
せっかくなので山頂の岩にも登ってみたけど、さすがに立つことはできなかった。
三ッ岳の向こうの野口五郎岳がとっても近く感じる。
明日から裏銀座の縦走が始まるんだと実感した。
北の方向は南沢岳と不動岳が目の前。
水晶岳から赤牛岳の稜線も近い。
いつか読売新道も歩いてみたい。
2628メートルの烏帽子だったけど、とても気に入った山となった。
三角点が分からなかったので山頂のてっぺんにタッチ。
高瀬ダムが小さく見えた。
あそこから登ってきたんだよなあ。
戻るときに烏帽子小屋の青い屋根と野口五郎岳への稜線が見える。
烏帽子小屋に戻ってきて自分へのご褒美。
小屋の前はイワギキョウがきれいだった。
周辺にはチングルマがたくさん咲いている。
烏帽子岳へ行く途中にはコマクサも咲いていた。
これはミヤマキンバイかな。